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11月, 2024の投稿を表示しています

芸術で心も脳も元気に:認知症予防の新しいアプローチ

芸術活動の力で認知症予防 先日、草野仁さんの「 名医が寄りそう!カラダ若返りTV 」でも紹介をしていましたが、認知症予防において、熱中できる芸術活動の力は絶大です。 私たちの日常には、心を豊かにする機会がたくさんありますが、その中でも「芸術」による刺激は特に素晴らしいです。 ※皆様の作品はこちらから 芸術活動が脳に与える効果 色とりどりの絵具を手にし、感覚のままに筆を走らせる瞬間や、紙を細かくちぎって形にしていく「ちぎり絵」の作業に没頭する時間は、単なる趣味の枠を超えて脳への良い刺激を与えてくれます。 認知症のリスクを減らすためには、脳を多角的に使い続けることが重要です。 絵を描く、歌を歌う、あるいは手工芸品を作るといった活動は、右脳と左脳をバランスよく刺激し、脳全体を活性化させます。 感情表現とストレス解消 これらの活動に取り組む際、色や形、音などを通じて自身の感情を表現することで、脳内の血流が促進され、感情の安定にもつながります。 さらに、芸術活動に集中している時間は、他の悩みや不安を忘れることができ、ストレスの解消にも大きな効果があります。 ストレスが少ない状態を保つことは、認知症の予防に非常に役立ちますし、日々の生活をより充実させることができます。 コミュニケーションと孤立感の解消 仲間と一緒に作品を作ったり、出来上がった作品をみんなで鑑賞したりすることで、コミュニケーションも促進され、孤立感の解消にも役立ちます。 デイサービスでの取り組み 私たちのデイサービスでは、利用者の皆さんに様々な芸術活動を提供し、少しでも多くの方が「自分らしさ」を表現できる時間を大切にしています。 美しく仕上がる塗り絵、ちぎり絵、iPadでの絵画など、ご利用者それぞれが楽しめる活動を取り入れています。 それにより、日々の小さな成功体験が積み重なり、自己肯定感も高まっていきます。 芸術で未来の健康を築く 認知症予防には、脳の健康を保つための多様な刺激が必要です。 芸術は、その最良の方法の一つであり、人間が持つ創造力を最大限に引き出してくれます。 少しでも興味のあることを見つけ、それに夢中になれる時間を作ることが、未来の健康につながる第一歩になるのです。 まとめ 一緒に、心と体が健やかに過ごせる日々を築いていきましょう。 皆さんもぜひ、日常に芸術を取り入れてみてはいかがでしょうか? ※...

一緒にお散歩しましょー!

散歩の重要性 毎日の生活の中で、ちょっとした散歩がどれだけ私たちの体と心に良い影響を与えるか知っていますか? 特に高齢の方にとって、散歩は体を健康に保つためにとても良い習慣です。 散歩の体への効果 まず、散歩は体を動かすのに一番簡単で効果的な方法です。 年齢を重ねると、筋肉や関節が固くなりがちですが、散歩をすることで自然に体を動かし、血の流れを良くしてくれます。これによって、筋肉や関節の痛みを和らげたり、転倒のリスクを減らすことができます。 また、軽い運動で筋肉がほぐれて、疲れにくくなりますし、足腰を鍛えることで普段の生活でも元気に動けるようになります。 特に、朝や夕方の涼しい時間に外を歩くと、日光を浴びてビタミンDが増えるので、骨を強く保つ効果があります。これは骨折の予防にもつながり、高齢者にとってとても重要です。また、日光を浴びることで体のリズムが整い、夜の睡眠の質も良くなります。 散歩の心への効果 次に、散歩は心にも良い効果があります。 自然の中を歩くと、緑の景色を見たり、鳥の鳴き声や風の音を聞いたりして、気持ちがリラックスできます。特に自然に囲まれた場所での散歩は、ストレスを減らすのにとても良いと言われています。 単調な生活から少し離れて、自然と向き合う時間を作ることで、気持ちをリセットして前向きになれるんです。高齢の方にとって、気持ちを穏やかに保つことは心の健康を保つ上でも大切です。 散歩とコミュニケーションの効果 おしゃべりをしながら歩くことは脳トレにもつながります。会話をすることで脳が刺激を受け、特に記憶力や集中力を高める効果が期待できます。 散歩中の会話は、昔の出来事を思い出したり、新しいことを話題にしたりと、脳を活性化させる良い機会です。また、誰かと一緒に歩くことで孤独感が軽減され、楽しみながら健康を維持することができます。 散歩の手軽さ 散歩の良いところは、特別な道具やお金が必要ないことです。 履きやすい靴さえあれば、いつでもどこでも始められます。高齢の方でも無理なく続けられるので、ぜひ今日から少しずつ始めてみてください。 まとめ 今日も少し時間を作って、外の空気を吸いに出てみませんか? ほんの数十分の散歩でも、きっと気持ちがスッキリして良い変化を感じられるはずです。体も心もリフレッシュして、明日への元気を取り戻しましょう。

各駅停車の一人旅

  ご利用者様と「秋にしたいこと」というお話をしていたところ、 「旅行かなぁ」 とおっしゃられた方がおりました。 その話から、 「旅行は一人旅で、各駅停車の旅もいいよ」 との声も上がり、私も「確かに時間を気にせずに各駅停車で旅をするのが一番贅沢かもしれない。」 と納得しました。 ということで、皆様と「各駅停車の旅」を描いた小説を作り、読ませていただいたところ、とても共感を得ましたので、発表させていただきます。 皆様はこの小説のどこに共感しますか? __________________________ 各駅停車の物語 雨の降る東京駅のホームに立っていた。手には軽いリュックサックと文庫本一冊。スマートフォンの電源を切り、腕時計だけを頼りに旅に出ることにした。 上野、日暮里、そして東北本線へ。窓の外を流れる景色が、少しずつ都会の喧騒から離れていく。各駅に止まるたびに、新しい空気が車内に流れ込んでくる。急行や新幹線では味わえない贅沢だ。 「お客様にお知らせいたします。まもなく黒磯駅に到着いたします」 車内アナウンスの声が、どこか懐かしい。ここで乗り換えだ。ホームに降り立つと、夏の風が頬をなでる。待ち時間の三十分は、駅前の食堂でかつ丼を食べることにした。 「お客さん、旅行?」 店主の老婦人が声をかけてきた。 「ええ、奥入瀬に向かっています」 「まあ、遠いところね。でも各駅なら道中の景色がよく見えるでしょう」 かつ丼の出汁が染み込んだご飯を口に運びながら、老婦人の言葉を反芻する。確かに、新幹線なら三時間で青森まで行けるのに、わざわざ各駅停車で一日以上かけて行く選択をした。でも、それは決して無駄な時間ではない。 再び列車に揺られる。福島を過ぎ、仙台へ。車窓から見える田園風景が、刻一刻と変化していく。稲穂が風に揺れ、遠くには山々の稜線が連なる。時折、踏切で停車する度に、土地の匂いが車内に滲む。 夕暮れ時、一関駅で下車。駅前の温泉旅館に一泊することにした。湯船に浸かりながら、窓の外に広がる星空を眺める。都会では決して見られない光景だ。 翌朝、また旅は続く。八戸に向かう車内で、隣に座った老紳士と話が弾む。 「私も若い頃は、よく各駅停車で旅をしたものですよ」 「今は皆、急いで目的地に向かいますからね」 「そうそう。でもね、人生って案外、各駅停車みたいなものじゃないですかね」 その...