デイランドユニークケアでは、常にクリエイティビティを刺激し、新しい方法で表現する機会を提供することを大切にしています。
この度、私たちは写真から始まる、クレヨンを使った絵画活動を行いました。この活動は、ただ単に色を塗るだけではなく、利用者様一人ひとりの記憶や感情を形にする、とても特別な時間となりました。
まず最初に、風景やお花、または大切な人の写真を撮影します。この瞬間が、すでに一つのアート。カメラを通して見る世界は、普段とは異なる角度や色で私たちの心に映ります。
次に、撮影した写真を「ペンシルスケッチ」というアプリケーションを使用して、鉛筆のスケッチ風の画に変換。このデジタル技術を駆使することで、実際の写真が持つリアリティと、手描きの温かみが見事に融合した画像を作り出します。
そして、そのスケッチをプリントアウトし、本題のクレヨンで色を塗っていきます。クレヨンは、その発色の良さと、重ね塗りによる色の深みが特徴。特に塗り重ねることで、色鉛筆では出せない厚みや混色が生まれ、見る人の心に響く油絵のような作品に仕上がります。
この過程で、自分だけの色の世界を創造します。淡い色から始めて徐々に濃い色を加えることで、光と影のコントラストが生まれ、画面に奥行きが出てきます。時には、思いがけない色の組み合わせが新たな発見となり、周りの人たちと共有する楽しみもあります。
デイランドユニークケアでのこの活動は、ただのアート作品作りを超え、感性を刺激し、自己表現の喜びを再発見する貴重な機会となりました。私たちは、こうした瞬間が、日常に新鮮な風を吹き込み、心の健康を育むことを信じています。
クレヨンで色をつけるこのシンプルな行為が、大人になっても変わらず楽しめるアートの形であることを皆様と再認識しました。私たちの周りには、常に新しい発見があり、それを共有する喜びがあります。これからも、お一人ひとりの豊かな内面を引き出すためのアクティビティを大切にしていきたいと思います。
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