今日は、神奈川県大和市の「大和グリーンアップセンター」で開かれている菊花展に行ってきました。
入口を入ると、通路の両側にずらっと菊の鉢が並んでいて、思わず「わあ…」と声が出てしまうほど。黄色や白、淡いピンクに濃い紫と、いろんな色の菊が並んでいて、その間をゆっくり歩くだけで、秋の中を散歩しているような気持ちになりました。
近づいて一つひとつ見ていくと、形も本当にさまざまです。
花びらが幾重にも重なって丸く咲いているもの、細い糸のような花びらがふわっと広がっているもの、大きな一輪がどんと構えているもの…。同じ「菊」でも、表情がこんなに違うのかと、ついじっと見入ってしまいます。
鉢のそばには、品種名や出品者の名前が書かれた札が立っていて、「この一鉢のために、どれくらい手をかけて育ててきたのかな」と想像しながら眺めると、ただの鑑賞を超えて、育てた人の思いまで伝わってくるようでした。
会場には、カメラやスマホで一生懸命写真を撮っている人、しゃがみこんで花に顔を近づけて見ている人、「この色きれいね」「うちにも植えたいね」と話しているご夫婦など、みんなそれぞれの楽しみ方をしていました。大和グリーンアップセンターの、どこかのんびりした雰囲気と相まって、とても居心地の良い時間でした。
最後にもう一度、通路の端から全体を眺めてみると、並んだ菊が一本の「花の道」のように見えました。
毎年同じ場所なのに、その年ごとに咲いている花も、出会う人も違っていて、「今年の秋の思い出」がひとつ増えたような気がします。
また来年も、大和グリーンアップセンターの菊花展に足を運んで、どんな色や形の菊と出会えるのか、楽しみにしたいと思います。
ぜひ、動画もご覧ください😄





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