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深まる秋をたのしむ場所、大和グリーンアップセンター菊花展

 今日は、神奈川県大和市の「大和グリーンアップセンター」で開かれている菊花展に行ってきました。 入口を入ると、通路の両側にずらっと菊の鉢が並んでいて、思わず「わあ…」と声が出てしまうほど。黄色や白、淡いピンクに濃い紫と、いろんな色の菊が並んでいて、その間をゆっくり歩くだけで、秋の中を散歩しているような気持ちになりました。 近づいて一つひとつ見ていくと、形も本当にさまざまです。 花びらが幾重にも重なって丸く咲いているもの、細い糸のような花びらがふわっと広がっているもの、大きな一輪がどんと構えているもの…。同じ「菊」でも、表情がこんなに違うのかと、ついじっと見入ってしまいます。 鉢のそばには、品種名や出品者の名前が書かれた札が立っていて、「この一鉢のために、どれくらい手をかけて育ててきたのかな」と想像しながら眺めると、ただの鑑賞を超えて、育てた人の思いまで伝わってくるようでした。 会場には、カメラやスマホで一生懸命写真を撮っている人、しゃがみこんで花に顔を近づけて見ている人、「この色きれいね」「うちにも植えたいね」と話しているご夫婦など、みんなそれぞれの楽しみ方をしていました。大和グリーンアップセンターの、どこかのんびりした雰囲気と相まって、とても居心地の良い時間でした。 最後にもう一度、通路の端から全体を眺めてみると、並んだ菊が一本の「花の道」のように見えました。 毎年同じ場所なのに、その年ごとに咲いている花も、出会う人も違っていて、「今年の秋の思い出」がひとつ増えたような気がします。 また来年も、大和グリーンアップセンターの菊花展に足を運んで、どんな色や形の菊と出会えるのか、楽しみにしたいと思います。 ぜひ、動画もご覧ください😄

泉の森・快晴さんぽ日記 初めて見つけたニシキゴイ

今日は泉の森で散歩です。 朝から雲ひとつない青空。車を降りた瞬間に、 「うわぁ、空がきれい!」 「今日は絶対、いい散歩になるね」 と、もう気分はすっかりお出かけモードです。 遊歩道を歩き始めると、両側の木々が一気に視界に入ってきました。 赤、オレンジ、黄色、そしてまだ少し残っている緑。紅葉のグラデーションが本当に見事で、 「ここ、写真撮ろうよ」 「ちょっと待って、あっちの色づきもすごいよ」 と、数歩歩いては立ち止まり、何度もカメラを向けました。 ベンチに腰かけて見上げると、頭上いっぱいに広がる紅葉のトンネル。木漏れ日が差し込んで、葉っぱが光を受けてキラキラと輝いています。 白樫の池まで来て、水面をのぞき込むと、静かな水鏡の中にも紅葉がくっきり。 「池にも紅葉が映ってるね」 「本当に絵みたいだね」 と話していると、ふと、水の中を泳ぐ影に目が止まりました。 「…あれ? ちょっと色が違う?」 「ほんとだ、白いのがいる!」 よく見ると、白い体に赤と黒の模様。 なんとニシキゴイです。 今までここでは黒いコイしか見たことがありませんでした。 黒いコイたちの間を、ひらひらと尾びれを揺らしながら泳ぐニシキゴイは、とても目立っていて存在感たっぷり。 「泉の森でニシキゴイを見るの、初めてだね」 「いつからここにいるんだろう。また会えるかな」 そんなことを話しながら、しばらく池のほとりで見入ってしまいました。次に来たときも、同じ場所で探してみたくなる、うれしい発見です。 帰り道、時々ふわっと風が吹くと、頭上から紅葉した葉っぱが舞い降りてきます。 落ち葉が空中でくるくる回りながら、太陽の光を受けてきらきら光る様子は、まるで小さなショーを見ているようでした。 「空気、おいしいね」 「たくさん歩いたのに、全然いやな疲れ方じゃないね」 足もとはカサカサと落ち葉の音。 胸いっぱいに吸い込むひんやりとした空気。 気がつけば、体も心もすっかりリフレッシュしていました。 今日は泉の森で、 きれいな紅葉と、初めて見るニシキゴイ、 そして舞う落ち葉と澄んだ空気をたっぷり味わえた、 とても気持ちの良い午前中の散歩でした。

色コードから生まれた引地台公園の風景【デイランドユニークケアの創作活動】

こだわりの色合い!色コードから生まれた春の公園【デイランドユニークケアの創作活動】 こんにちは! デイランドユニークケア です。 デイランドユニークケアでは、利用者様が力を合わせて一つの作品を作り上げる、素敵な創作活動を行いました。 今回は、フロアをパッと明るく彩ってくれている「 ちぎり絵アート 」をご紹介します! 🎨 こだわりは「色」から。世界に一つの風景画 見てください、この色鮮やかな公園の風景画を! 手前にはプランターいっぱいに咲き誇る真っ赤なチューリップ。奥には涼しげな噴水と、生き生きとした緑の木々が広がっています。 実はこの作品、ただの色紙をちぎって作っているのではありません。 よりイメージに近い、繊細な色合いを表現するために、なんと「色コード」を指定してプリンターで印刷した特別な紙を使っているんです! 「このチューリップの赤は、もう少し深みのある色がいい」「葉っぱの緑も、何種類かあった方が本物みたい」 そんな会話から、理想の色合いを探し、一枚一枚こだわりの色を印刷するところから制作は始まりました。 微妙に違うたくさんの色合いの紙を、指先で丁寧にちぎり、貼り重ねていくことで、絵の具では出せない独特の温かみと、写真のような奥行きが生まれています。 ✨ 創作活動がもたらす素晴らしい効果 こだわりの紙を使ったちぎり絵は、楽しいだけでなく、心と身体にたくさんの良い効果をもたらしてくれます。 脳の活性化(脳トレ) 「どの赤を使おうか?」と色見本を見ながら相談し、決まった色を指先でちぎっていく…。計画から完成まで、一連の作業が脳に良い刺激を与え、活性化に繋がります。 集中力の向上 作品の完成という目標に向かって、一つひとつの工程に丁寧に取り組むことで、自然と集中力が高まります。 達成感と自己肯定感 色選びからこだわって作り上げた作品が完成した時の喜びは、大きな達成感となり、「自分にもできる」という自信に繋がります。 コミュニケーションの活性化 「この色、きれいだね」「次はどこに貼ろうか」など、利用者様同士やスタッフとの会話が自然に生まれます。共同で作業することで、一体感やコミュニケーションの輪が広がります。 😊笑顔の花も満開に 完成した作品は、現在デイランドユニークケアのフロアに飾られ、見る人みんなの心を和ませてくれています。 作品を眺めながら「この色、選んで正解...

【物語】杜の都のシュプール

 杜の都のシュプール  昭和の冬の朝は、雪がきしむ音から始まります。白い息を弾ませながら、マキエさんは姉の手袋に指を重ね、蔵王へ向かう峠道を見上げました。木立のあいだから射す光は粉雪をきらめかせ、遠くでは樹々が風に鳴っていました。 最初の一本を滑り降りた瞬間、雪面がふっとやわらぎ、足裏に伝わる冷たさが歓びに変わります。姉が振り返って笑うと、世界は一気に広く、高く、明るくなりました。あの朝から、雪はいつもマキエさんの味方でした。  高校に入ると、迷わず山岳部の部室の戸を引きました。夏は泉ヶ岳や船形山で朝の空気を胸いっぱいに吸い込み、稜線の向こうに広がる雲海を眺めます。秋は地図とコンパスを手に歩き方を磨き、冬になればワックスの匂いに囲まれて板を整えました。木造校舎の廊下にはストーブの匂い、部室にはザックやロープの重み。勉強は「逃げませんから」と横に置かれ、代わりに脚には確かな筋肉が宿りました。  私立の学校だったので、そのまま短大へと進みます。変わらないのは山と雪への熱でした。休日ごとに仲間と集まり、夜行列車に揺られては白い斜面へ向かいます。ゲレンデに立つと、見知らぬ大学の人たちともすぐに打ち解け、目配せ一つで列は整いました。「いきます」と先頭が舞うと、つづく板が一枚の筆のようになって、雪面に同じ角度の弧が幾本も連なります。ふり返れば、斜面いっぱいに並ぶシュプールは、まるで音符のようでした。息が合うというのは、言葉を超えて胸が温かくなるものだと、そのたびに知りました。  短大を卒業するころ、街には新しいリズムが流れはじめます。社交ダンスが流行し、仙台のダンスホールにはネオンが灯りました。磨き上げられたフロア、レコード針が置かれる小さな音、ワルツやタンゴに合わせて揺れるドレスの裾。雪の斜面で身につけたバランス感覚は、ふしぎと音楽にもよくなじみました。三拍子に合わせて一歩、また一歩。ターンを重ねるほどに、雪上で刻んだ円弧の感覚が足もとに戻ってきます。あの白い面が、今は木目の光る床に変わっただけ。そう思うと、少し心が強くなりました。  ある夜、休憩の鐘が鳴ったあと、フロアの照明が落ち着いた色に変わりました。テーブルに戻ろうとしたマキエさんに、黒のタイをきちんと結んだ男性が一礼して言います。 「ご一緒いただけますか」  その声は、雪に吸い込まれるように柔ら...

【物語】紙の鍵盤と港の風

  紙の鍵盤と港の風  昭和二十年代の苫小牧は、海からの風が紙の匂いを運ぶ町でした。炭の火がやわらかくゆらぐ台所の隅で、サチコさんは古いカレンダーに描いた黒鍵と白鍵で指ならしをしていました。窓の外では、貨物列車の音が雪の匂いといっしょに遠くを渡っていきます。 音は出ません。それでも指先は旋律を知っていました。紙の鍵盤は、小さな心にしまわれた、未来への合図だったのです。  はじめて本物のピアノに触れたのは、町の公民館でした。黒光りする楽器の前に座ると、紙の上で覚えた運びがそのまま音になり、部屋に波紋のように広がりました。聴いていた人たちが思わず顔を見合わせ、「天才かもね」と声をもらしました。サチコさんは頬を赤くしながら、鍵盤の端にそっと指をそろえました。その日から、彼女の時間はピアノの譜めくりで数えられるようになりました。  音はやがて言葉になり、歌になりました。教会で響いた讃美歌を真似てみると、声が天井にふわりと昇っていき、大人たちがまた「天才かも」と笑いました。指と同じように、息にも道があるのだと知って、サチコさんは声楽へ進みます。中学生になった年の冬、初めて出たコンクールで、舞台の床の冷たさをかかとに感じながら歌いきり、金色のリボンのついた賞状を受け取りました。雪の光に包まれる帰り道、その紙のあたたかさは、手袋越しにもはっきり伝わりました。  高校では合唱部に入りました。ひとりの声が群れになり、群れがまたひとりの心を抱きとめる――合唱は、苫小牧の風景そのもののようでした。港のクレーンがゆっくり動くように、音は決まった道をたどり、休符は海霧のように静けさを運びました。やがて札幌の音楽学校で学び終えると、サチコさんは「駒大附属苫小牧高校」の音楽講師として町へ戻ってきます。  職員室には、昼下がりの粉雪のようにチョークの粉が舞っていました。数学の先生は、黒板の前に立つと数字の川をすらすらと渡っていく人でした。放課後、音楽室の扉からこぼれるピアノの小さな和音に、その先生が立ち止まります。「音にも証明があるんですね」と彼は言い、サチコさんは笑って「答えが一つじゃないところが、音楽の面白さです」と返しました。  ふたりはいつのまにか、同じ下校の時計に目をやるようになりました。内緒にしておくつもりでしたが、合唱部の生徒が言います。「先生、今日、いつもより柔...

夏空のユニークケア(しりとり小説)

  皆さんで「しりとり」をしたらこんな結果になりました(^_^)v 『夏空→らっきょう→うさぎ→「ギョッとする暑さ」→「桜、桜」→「ラッパを吹きたいな」、「夏みかん食べたいな」→「納豆は健康にいいよ」→陽気なユニークケア→「あー!楽しいなぁー!」→「アイスを食べて涼しくなりたい」→イナゴとり→「リスは可愛いよ」→「よかったねぇ」→「絵のように美しい!」→「色気もたっぷり」→「りんご大好き!」→「君の心は美しい!」→「いやーん、やめて!」』 楽しいしりとりでしたので、さらに皆さんで楽しもうと、「芥川賞を取れるよな小説にしてください」とAIに頼んで、52秒で書いてもらいました(^^) 『夏空のユニークケア』 苫小牧の空には、七月のはじまりから濃い青が定着し、雲の輪郭さえもくっきりと際立っていました。港に面した通りを北に折れると、白樺とトドマツの混じる並木がゆるやかに揺れ、潮の匂いをわずかにまとった風が肌を撫でます。わたし――佐伯優花は、その並木の奥にある通所介護施設「 陽気なユニークケア 」へ勤め始めて三か月目を迎えていました。 一 夏空 朝の送迎車を降りた瞬間、利用者の木島さんが額に手を当ててつぶやきました。 「 ギョッとする暑さ だねぇ、こんな苫小牧は珍しいよ」 わたしは笑ってうなずき、敷地の花壇へ目をやりました。ハマナスとラベンダーが色濃く匂い立ち、その向こうの空はまさに絵具をこぼしたような 夏空 でした。 木島さんは手押し車を押しながら、「そういえば今日は昼食に“らっきょう”が出るって聞いたよ」と嬉しそうに告げます。厨房の石井さんが鳥取産を甘酢で漬けたと、昨日の申し送りで耳にしていたので、わたしも「風味が爽やかで食欲が出ますね」と応じました。 二 桜とラッパ 午前のレクリエーションは合唱でした。ピアノ伴奏に合わせて、春の曲を希望する声があり、みんなで「 桜、桜 」をそっと口ずさみます。歌い終わると、座っていた小柄な竹中さんが、子どもの頃ブラスバンドに憧れていたと語り、両手で虚空を押さえながら叫びました。 「ラッパを吹きたいな 」 透き通る声にホールは笑いに包まれます。わたしは紙筒で作った簡易トランペットを差し出し、「ぜひリハーサルを」と勧めました。竹中さんが唇を震わせて“ファンファーレ”を鳴らすと、周囲から「 あー!楽しいなぁー! 」...